育成カリキュラム
1年目
シャンプー
『シャンプーがみなさん上手ですね』『シャンプーが人によっての上手下手の差があまり無いですね』
自分自身何気なくやってきたことなので、あまり気づきませんでしたが評判はいいみたいです。これは当グループがシャンプーといったものにかなり力を入れている証拠だと思います。
「シャンプーはお客様をリラックスしてあげようといった気持・念が指先から直接お客様の頭に伝わるもの」としてとらえています。プロとして初めてできる技術がシャンプーです。モデルの数をやらないといけないので、先輩はもちろん、親、兄弟、友達にも、お願いしなければいけないことですが、頭を下げるといったことを自分の心に刻む第一歩です。社会人としての心をまなぶ大切なこととしてとらえていけば、きっとお客様に喜ばれるシャンプーができます。
とにかく大変ですが、合格まで頑張りましょう。
ヘッドスパ
「健康な地肌であれば健康な髪がはえる」いつまでもいい地肌いい髪でいてほしいという当グループの願いを直接メニュー化したのがヘッドスパです。上手になれば指名、リピーターが必ず増えるというメニューです。1年目はこの二つが重点メニューになります。
1年目で覚えてほしいこと
美容の仕事はほとんどが手仕事です。機械がやってくれるものではありません。最初シャンプーでとまどう子が多いです。
今までやってきたことのない手の動きをするからです。
が、もっとも大変なのはぎこちない動きをする子にシャンプーを教える先輩です。
本来感覚的なことを「どうしたらこのスタッフに伝えられるのか?」と必死になって考えています。
大変なんです。
というか一年目は慣れないことが多いのですが、そんなスタッフにもいろいろなことを手とり足とり教えていただける先輩に対して「ありがとうございます」といった感謝の気持ちを持つことを学ぶべきだと思います。
目の前の練習を必死になってやってください。
2年目
ベーシックカット
ベーシックカットはスタイルを切るのではありません。あくまでもどの動きをしたらどのようなラインができるかを覚えるところです。応用は基礎の集まりなので、とにかく基礎を徹底的にやります。
2年目で覚えてほしいこと
ベーシックの重要性です。
どんなに上手なプロ野球選手でもスランプに落ち入ればやることは素振りです。スランプは自分の軸がズレているためズレの修正をすることですが、基礎をやり込んでいないと、ズレも修正できません。同じことを何回もやって体中に動きを染み込ませることが一番覚えてほしいことと思います。又、もし新人が入ったら、今まで何もかも教えてもらっていたのが今度は全く逆の立場で教えなければいけません。「何でこんなことわからないの」「何回同じこと言わせるの」実は自分も先輩に同じことをやらせていたことが多いのです。
いやな顔せず、合格まで指導してくれた、先輩に感謝できる2年目です。
3年目
モデルカット
当グループの先輩などはモデルを頼まれれば気軽にOKしてくれます。数をやらないといけないことがわかっているからです。モデルカットの最初のうちはなかなかうまくいきません。
ただそんなときでもモデルになってもらえたり、モデルを捜してくれる場合もあります。何故そこまでしてもらえるのか。「早く一人前になってほしい」からです。
3年目で覚えてほしいこと
とにかく実践の難しさを感じてほしいです。よく聞いた意見としてアシスタント時代は先輩の「アラ」などを見て、「何であのくらいのことができないのだろう」と思うのですが、実際自分がスタイリストになると「うまくいかない」「思い通りにいかない」がよく解ったと。それ位、神経と気を使っているということです。責任感がまるで違います。さあもうすぐデビュー。このことを克服してください。(きっといい先輩がアドバイスをくれますよ)
育成の特徴
1年でカットを習得するために
日により教育する先輩が変わります
外部講師による技術、接客の講習が付き1回ずつ、計月2回!
アシスタントは店舗移動が半年 ~ 1年に1回
※転勤というほどの距離ではないので安心してください。